2008年9月4日 木曜日 曇り

朝の体操
 私が洗濯物を干していたので、太郎曰く「一人でアイーダアイダをやったよ。」

 フランスは大体、深夜電力が割安になるので、食器洗い機や洗濯機はタイマーで夜の間に運転させる。
 同じ市内でも、前のアパートでは割安時間帯がなかったし、下の人に迷惑がかかるので、夜の運転は避けていた。
 自治体によって、割引の時間帯が違う。アヴィニョンでは、昼に2時間ほど割安時間帯があった。

 洗濯機は、夜のうちに脱水までいくので、私の場合、皺が気にならない物のみ、夜洗う。フランス人の多くは、Tシャツ、果てはパンツまでアイロンをかける人が多い。不精な私は逆に、いかにアイロンをかけずに済ませるかに神経を使う。それで、ワイシャツなどは、割安時間帯じゃなくても昼間に洗う。アイロンをかければやっぱりその分電気代がかかるじゃんとか、言い訳しながら・・・

朝のお仕事

次郎
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太郎
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Leeのきょうざいかんより拝借。




 余裕とは程遠く、車庫の裏口から出かけたら、自転車で登校する親子三人を見かける。
 そうか、フランスは自転車で行ってもいいのか。
 急遽、自転車に切り替えるが、いざ、学校に到着してみると、どこにも駐輪車は見当たらない。もたもたしていると遅れてしまうので、看板の支柱につなぎながら、子供たちだけをそれぞれの教室へ先に行かせる。看板と言うのは、「この遊び場は、3歳から6歳までの遊び場で、親の監視の下に使用すること。遊具が壊れた場合の連絡先」などが、示されているもの。この幼稚園・小学校の庭は、一般にも公開されているのだ。
 自転車は便利で早いと、私は思い込みがちだが、意外と手間取る。と言うのは、まず、自転車にスタンドがついていない。それで、駐輪する場合は、立てかける場所を見つけなければならない。それに、日本の自転車のような、タイヤをブロックする鍵もない。そんなものをしても、自転車ごと持ち上げられて持っていかれてしまうのが落ちだからだろう。だから、鉄線でどこかに縛り付けなければならない。この二つに意外と手間取る不慣れな私。

 とりあえず、その支柱に3台の自転車を固定して、子供の様子を確認に行く。
 幼稚園の方が教室入り口まで保護者も入れるし、融通も利くし、初日は太郎を一人にして泣かせてしまったので、まず小学校の方に先に行く。
 登校姿のまま、庭で皆遊んでいる。太郎は、うちの隣のお兄ちゃんと何か話していた。
 太郎の担任の先生が、もう一人の先生と立ち話をしているので、近寄って行って、質問をする。
 お知らせのようなプリントはないのか?幼稚園の方からは時間割など、決まりごとを記した手紙をいただいたのだが。
 先生「そのうち、来ると思います。あんまり、きっちりしていませんからね。」
 私「太郎は少し、ポーッとしているので、太郎がお手紙を忘れていたのじゃないかと心配だったので。」
 先生「大丈夫ですよ、ご心配なく。連絡事項は、ファイルに挟むか、(例の)カイエドテクストに書きます。」

 太郎が昨日、「皆おやつを持ってきていて、僕だけなかった」、と言った。
 「え~っ!!!小学校におやつを持っていくの~???」
 「で、どうしたの?」
 「僕だけ食べなかった。」
 夫に聞くと、「小学校におやつを持って行った覚えはない、ちょっと変だと思う」と言う。
 幼稚園の方のお手紙には、「牛乳か水一杯を提案する」と書いてあった。提案って、幼稚園がくれるのか、親が持たせるのか???いずれにしろ、「給食をしっかり食べてもらうために、おやつはなし」と書いてあった。それなのに、小学校ではおやつ???全くわからない。おやつについて書かれたプリントも貰っていないし、太郎が何か聞き忘れたのか、プリントを貰い忘れたのか?大体、初日からどうして皆おやつを持ってきているのか???どうなっているのやら、私にはさっぱりわからない。
 転入してきたから、みんなは以前に何かお手紙を貰っているのか?
 5月にあったらしい説明会の時は、日本に行っていたので、夫が個別に入学申し込みをした。その時にプリントも何も貰って来ていない。

 そこで、先生に質問。
 私「おやつは持ってこないといけないのでしょうか?」
 先生「もちろん、そんなことはありません。朝の休憩時間に、持ってきたおやつを食べても良いというだけのことです。」
 色々と丁寧に答えてくださった。
 そうこうしているうちに、太郎は友達と追いかけっこをしていたので、私はそのまま立ち去る。

 次は次郎の幼稚園年中クラスへ行く。
 先生と何かお話中の次郎。
 リュックの中に、濡らしてしまった時の着替えが入っていると、次郎が先生に説明していた所。
 先生「何でも自分でしっかりできますね。」
 やって来た私に、次郎は、自分の鞄・コート掛けを見せてくれる。名札の上に、次郎が描いた本人の似顔絵が張ってある。
 「じゃあ、お勉強も遊びもがんばってね」、と言う私に、
 次郎「ふうっー、お勉強なんてないよー、遊ぶばっかり!」
 「じゃあ、元気良くお返事して、たくさん給食を食べてね!」
 次郎「先生の言うことをぜ~んぶ聞いて、チャンピオンになる!」
 「そうね、それで、お母さんに教えてね。」

 次郎の担任の先生に、「自転車で来てもいいのでしょうか」と尋ねると、「もちろんいいと思います」、とのこと。どこに止めれば良いかは先生は知らない。この幼稚園に転任して来たばかりだから。
 他のクラスを担任もしている園長先生に聞きに行く。「反対の門から入ると、校舎の入り口脇に自転車置き場があります。校舎へのドアがしまっている場合はベルを押してください、開けますから。」と答えてくださった。
 そして、三台の自転車を校庭とは反対側へ運び、子供の二台を自転車駐輪台に縛りつけ、漸く帰途。



 アジアショップでワンタンの皮を買ったので餃子を作る。
 韮の種を蒔いたが、こんなにか細い。
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 丸い餃子の皮はなかった。
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 思い出すのは、アヴィニョンのアジアショップで、店員に丸い皮はないかと尋ねたら、ないと言われ、「丸くないと私包めないのよね~」と言ったら、「丸く切ればいいじゃない」、とあっさり言われて目から鱗だったこと。
 切れ端も、揚げてもスープに入れてももてあますので、今日は四角いままアヴァンギャルドな餃子でいこう。
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 夕方自転車で子供たちを迎えに行く時、隣の奥さんが帰宅したところに出食わした。「朝、うちの子供たちを車で学校に連れて行くから、一緒に連れて行きましょうか」、と言ってくれた。

 学校からの帰り道、次郎がこのまま自転車でお散歩に行きたいと言ったが、太郎に聞くと宿題があると言う。だから今日はだめ、と答える。
 じゃあ宿題が終わってから。と諦めない次郎。
 太郎は、「ポエジーを水曜日まで見ないで言うの。簡単だよ。もう覚えちゃったよ。」と自転車をこぎながら暗誦してくれた。
 家に着いてどれどれ見せて、と興味深げに頼むと、太郎は喜んで宿題を出して見せてくれた。
 ちょっとややこしいが、金曜日の頁に、水曜までと書いてある。
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 つまり、これは七曜日の詩のプリント。その詩の月曜日から水曜日までの部分三行を、明日の金曜日までに暗誦してくること。
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 あまりにあっけないので、名前や日付を書いたり、言われていないが書いてある問題もやる。


 帰宅してから気になっていた匂い・・・次郎の足がくさいことを発見!こんなに小さいのに・・・やはり、革靴を履かせた方が良いのだろうか。次郎は特に足が汗かき。
 色々話しながら、太郎の宿題を終えて、子供たちをお風呂に入れる。
 この家は、浴室の中に、浴槽とは別に、注文してシャワー室を付けてもらった。
 フランスの風呂場は、洗い場はなく、浴槽があるだけ。ビジネスホテルのような仕組み。
 これで、シャワー室で洗ってから、お湯を溜めた浴槽に順番に入ることもできるので、便利。


 先に上がった次郎は、乗り物カルタをしてから、しまじろうのビデオを見る。
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 太郎は、日本と世界の名作おはなしかるた
 太郎が読み手。
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 「うんとこどっこいしょ・・・」とおおきなかぶらを読み始めた太郎、「弁慶が五条の橋を渡るとき・・・」と続けてしまい・・・皆で大笑い。後はふざけまくりで、二人していろんな暗誦を混ぜる。「弁慶が、ごこうのすりきれ・・・!」
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 「触っただけでぴたりとくっつく不思議ながちょう」も、二人してかわるがわる、私に「僕に触って」
 触ると、子供たちがいろんな格好をするので、私が、「触っただけでくるりと丸まる不思議な団子虫」とか言って、しばらく遊んだ。

 次郎もお話カルタがしたくなって、別の束を出して、読んでと言う。
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 珍しく早く帰った夫が、同じ絵なので、「ことわざかるた」と間違えて、「鬼に金棒」もあるでしょ?(フランス語で)と言うのに答えて、次郎は「鬼に金棒」と叫びながら、ビニール管製のケーニャを孫悟空の如意棒のようにくるくる回す。
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2008.09.04 Thu l 授業・生活・フランス l COM(2) TB(0) l top ▲

コメント

アーミシュバートさんへ
うちは、おやつを持っていかないことで一件落着しました。

こちらは公立でも幼稚園と小学校が同じ敷地にあって、園長兼校長先生というところが多いです。だから、新たに、転入してきたうちは本当にちんぷんかんぷんなんです。
アドバイスを励みに、がんばりま~す!
2008.09.07 Sun l garapy. URL l 編集
おやつ
小学校におやつを持っていくなんて、初耳ですね!文化の違い??でも、ご主人も意外だと思っていらしたわけですからね。

学校へ入ると(新しい環境ではいつもそうですが)、いろいろ新しくて分からないことだらけですよね。去年一年生になった息子のことを思い出します。私立に入れたせいもあり、いろんな勝手が分からず、最初は親しいお母様もいなく、相談もできず、とかなり心細い思いもしましたが、2年生になると余裕~です(笑)
頑張ってくださいね☆
2008.09.07 Sun l アーミシュバート. URL l 編集

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