2007年6月11日 水曜日

朝の勉強
 私はお弁当作りやプールカードの記入で忙しなくしているので、太郎は絵日記を一人でかく。
「今日は僕一人で絵日記書けたね。」と誇らしげに見せに来た。
 本当に、今日は下書きもせず、そのまま絵と文を、私がついていなくても一人で書いて仕上げた。


最後の登園日

 降園時に園長先生に御挨拶に行くと、
「いや~昨日は何だか君たちの夢を見ちゃったよ。もう中学生になっていてね。」
 夢に登場するほど気にかけて下さって、本当にありがとうごさいます。

 クラスの皆や、園の全ての先生方から、寄せ書きや、写真つきで綺麗に装丁された似顔絵やお手紙を頂いた。本当に、この幼稚園は、園長先生をはじめいつもあったかい雰囲気に包まれていて、一年に一度しか来ない子供たちを優しく迎えてくださる。そして、「本当に来年も戻って来たい」と子供たちに思わせてくださる。この幼稚園での暖かく楽しい実体験があるからこそ、フランスに住んでいながらも、日本への興味が増し、本を読んでも理解が深まる。日本語を続けていく上でかけがえのない体験だ。

 担任の先生方に、帰らないで等と言われて、言葉もない子供たち。いつも太陽のように明るい太郎の担任の先生も涙ぐんでしまった。
 今日園の前を通った時に聞こえてきた太鼓などの音は、やはりリトミックだったらしい。音楽の先生も、「ピアニカが上手ですねー。太郎君がいなくなると、重要な戦力が抜けちゃうわ」と褒めてくださった。太郎も「僕、今日、上手にできたよ」と嬉しそうに話す。

 こちらは話は尽きず、名残惜しく話し続けていると、子供は痺れを切らして「早く帰ろうよ~」
 「あっさりしてるのね~」と、名残を惜しんでくださる先生方に恨まれてしまった。

 子供なりに、一週間前くらいから、徐々に心の準備をしているような感じもあった。
「僕が帰っちゃったら寂しい?」って聞くんです、と先生方がおっしゃっていた。
昨日など、
太郎「パパとウェブカムしなくても良いじゃない、だってもうすぐ帰るんだから」

 思い出すのは、レンヌの空港でパパと別れる時に次郎が涙ぐんで、太郎が
「日本からフランスに帰ってくる時は、ばあばとお別れなんだよ。」と言ったこと。
『さよならだけが人生だ』、を本当に生きているこの幼い子供たち。
 今日幼稚園から持ち帰った作品の中に、太郎の七夕の短冊があった。願いは
「強くなりたい」
 母の願いも同じ。心も体も強い人になって欲しい。それでこそ優しくなれると思うから。

 私の従弟たちも最後の最後にもう一度会いに来てくれた。子供たちの好物のイチゴのショートケーキや餃子を買ってきてくれたり、シャワーをしてもらったり、花火をしてくれたり、思う存分遊んでもらった。

 ばあばをはじめ、お世話になった皆さま、本当にどうもありがとうございました。楽しく充実した日本滞在を送ることができて本当によかったです。


2008.06.11 Wed l 日本遊学 l COM(4) TB(0) l top ▲

コメント

かたこさん
コメントありがとうございます。
お返事が遅れてもまだ、三人とも鼻水をたらしています。

お嬢さんがもうすぐ帰国ですか。楽しく有意義に、そしてなにより無事に過ごせますように。
2008.06.15 Sun l garapy. URL l 編集
youkoさん
コメントありがとうございます。責任感と結びつけて考えませんでした。日常生活では絶えずボケをかましてくれてますが、本来まじめな正確だと思います。
2008.06.15 Sun l garapy. URL l 編集
こんにちは♪
太郎君の短冊に書かれた願い事「強くなりたい」に関心しました。子どもたちが短冊に書く願い事といえば将来の夢など未来的なことが多いと思っていました。強くなりたいという気持ちの中には家族を守りたいや自分に自信が持ちたいなど、とても自主性の強いものだと思います。責任感のあるお子様なんですね。
2008.06.13 Fri l youko. URL l 編集
とても充実した日本滞在だったんですね。 次郎君の具合はもうすっかり良くなりましたか? フランスへの道中もお気をつけ下さい。(これを読まれるときは、もうフランスかな?)garapyさんも、お疲れが出ませんように、、、。
娘も 超短期ですが、もうすぐ同じような経験をする予定です。 太郎くん、次郎くんのように、有意義な日本滞在になるといいなあ、と思います。
2008.06.11 Wed l かたこ. URL l 編集

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