2008年4月19日 土曜日

午後

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 食事の時のテーブルクロスの下に引く、滑り止めと保護のゴムシート。ゴムでできているが、毛織物と同じくmolleton と呼ぶ。

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 次郎、フランス式テーブルセットの練習。

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 アイオリ ailloli というニンニク入りマヨネーズソースを作るすり鉢とすりこ木。
 因みに、ニンニクの入った料理はフランスの南半分。北の人は嫌うと言う。義父母に会って間もない頃、「この地方ではニンニクをよく食べるが、あなたは大丈夫?」と事あるごとに何度も聞かれた。それで、ニンニクが好きなのだなと思って、我が家に来た時にはニンニクたっぷりの南蛮ソースの料理を出したら、「強すぎる」とびっくりされた。それ以来「ニンニク大丈夫?」の話は出ない。

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 「今年のボタン」の天秤棒・・・は balance romaine ローマ式天秤だった。19世紀のもので、随分重いものまで測れる。

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 ナポレオン時代の鉄砲。もちろん飾り。

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 carabine 騎兵銃、カービン銃と辞書にはある。5mmと弾丸が非常に小さい。射程距離も20メートル弱とか。祖先の誰かが射撃大会で獲得した賞品。

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 ナポレオン時代のサーベル。

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 ナポレオンのサーベルの横には、和歌がしたためられた、平安朝の画。義父の叔父がリヨン-東京間の絹の貿易で日本に来ていた時のお土産だそうだ。その叔父さんはなんと、関東大震災で横浜で亡くなっている。

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 le jeu de la grenouille 直訳、蛙ゲーム。

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 今は飾りとなっている水瓶。

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 これもひびが入って今は飾りとなっている、カスレの鍋。cassouletは豚・羊・ガチョウ・鴨などを煮込んだ白インゲンのシチュー。ラングドック地方の料理。この煮込み皿とその料理はどちらもカスレという同じ単語。

 カスレの横は、隣村の田舎のパン屋さんのパン。campagne カンパーニュの名のごとく、田舎の素朴な味わいが旨い。

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 居間のアールデコ art déco照明。綺麗だけど暗い。二段式で最高にしても、暗い。

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 食堂の灯。昔のアセチレンランプ。今は省エネ電球をはめている。これも暗い。ここに来ると、何も読む気がしない。

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 左はイタリアのチーズ挽き。右はmoulin à café コーヒー豆挽き。

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 昔は塊で売っていた砂糖を挟むはさみ。


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 アラジンの魔法のランプ。lampe à huile油を燃やす方式のランプ。

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 銅の薬缶。普通の薬缶を探すのが困難なフランス。昔はちゃんとあったじゃない。薬缶は飾ってあり、お湯を沸かす時は、手鍋で沸かしている義母。一体どういうことなのだろう???

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 Alsaceアルザス地方のフォアグラを買った時に入っていた入れ物。ここ、ツールーズ Toulouse はフォアグラ foie gras の名産地。一方、アルザス人もそう自負する。フランスの地方人の誇りは並大抵のものではない。「ギリシャでイチジクを食べさせたのがフォアグラの始まりじゃないの」などと、うっかり口を挟めば大変なこと。

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 第一次世界大戦の大砲の薬莢。上に乗っている人形は違う。

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 私がブログネタを撮影している間に、人々はアペリティフ apéritif 食前酒の会の準備をしていた。

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 寒すぎたり天候が悪い時以外は大体、このテラスでアペリティフをとる。菩提樹の下。

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 フランスのアルコールはこれだと前面に押し出された。因みに、フランス人は、ワインのことをアルコールとは言わない。
 そして、日本のアルコールはとても強いと言う。聞くところによると、アジアレストランで日本の酒sakè と称してお猪口に供される食前酒は、生のままの焼酎らしい。そして、そのお猪口の酒を全部飲むと底から裸の芸者が現れるとか。フランス人たちの供述は一致している。

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 知らない人が生のまま飲んだら大変、ということで、お好みで氷を入れ、必ず水で割って飲む。

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 その他いろいろ、煮て濃厚にしたのでvin cuit と称される甘口のワイン、普通の辛口の白ワイン、イタリアのポルト酒、イギリスのウイスキーなど。夏なら冷やしたロゼなども良し。要するにアルコール、ノンアルコール、何でもあり。
 子供はミントやグルナディン(柘榴)のシロップやジュース。
 私のお気に入りは甘口で強いリキュール風ワインmuscatミュスカ。チュニジアでこれを頼んだら、マスカットの白ワインを出された。それはそれで美味しいけど。
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 つまみの写真を取り忘れて、残っていたのはこれだけ。スペインの辛いサラミ、チョリソーchorizoとか、日本のあられもスーパーでつまみコーナーに売っていて、殆どのフランス人が食べる。サラミとオリーブ以外は、ポテトチップスのようなスナック菓子を手軽に使うことが多い。初めは食のフランスにそぐわない!とがっかりした私も、郷に入ればで、料理に腐心して人を呼ぶのが億劫になるよりも、手軽なもので、気軽に人を呼んだ方が良いという考えに傾いた。
 例えば、フランスでは、食事には招待せずに、お互いの時間的都合のために、食前酒の会だけに招待することも頻繁にある。



 さて、本番の食事は、次回へと続く。

2008.04.19 Sat l フランス l COM(0) TB(0) l top ▲

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