2008年2月21日 木曜日

 窓から見たマイエンヌ河畔の風景、一面の霧に、子ども達と感動。
 太郎の咳と鼻水は良くならない。

 読書でもしようと思って、本を開いて読み始めると、やって来た来た。覗き込んで、
 次郎「これ、『お』っていう字でしょ」
 「おって読めるの、すごいねー」
 「どれどれ」と、太郎もやって来て、これは何だの、漢字も読めるなどと始まる。やはり、この子達の傍らで読書は無理か?
 厄介払いのため、日本の新聞を渡して、
 「この中で、知っている文字に丸をつけてごらん」
 しかし、黙ってはやらない。
 太郎「あ、『ぶり』見つけたよ、『雪降って鰤の大量』」(昨日した、お魚かるたの文句)
 「えーっ、鰤っていう漢字なんかわかるの?」
 太郎「ちがうよ、ひらがな」
 「ああそうか」
 太郎「すうじもいいでしょ」
 「いいわよー」
 あげくの果ては、
 太郎「フランス語もあるよ。tとoでなんて読むの?」
 「フランス語なんか無いでしょう、日本の新聞に」
 つづりを全部言わせると、TOEIC Testの広告だった。

 アルファベットを見れば読もうとする太郎、いちいち
 「bとeでなんて読むの」等と聞いてくる。
 「そんな事言われても、それ、何語なの?フランス語なの?英語なの?ローマ字なの?何語かによって、読み方が違うんだから」
 Pull overという英語から来たフランス語で、同じつづりでも、読み方が違うことを説明する。

 現時点でローマ字を教えるつもりはさらさら無かったのだが、パソコンがローマ字入力なので、仕方なく、ローマ字表を与えた。(尻文字参考)それで本人は一人で日本語のメールが打てて、楽しんでいる。
 そして今日、日本の新聞を渡してしまうと、横文字も入っているし、いま、太郎の興味の対象なので、目に付いて読もうとしてしまう。
 目に触れてしまったものを「読んじゃダメーっ!」と禁止もできないので、バイリンガル教育と同様、気長に、違うものと認識していってもらうしかないだろう。
 本人が興味と必要性からしていることなので、聞かれる度に、いちいち「これは○語だから、△って読む」と説明するのは面倒くさいが、こんな感じで成り行きに任せることにする。

 結局、この子らが傍らにいて、読書は無理。


次郎、昨日、料理のために中断した、なぞりがきの続きをする。tracer002.jpg


次郎の年少クラスでいただいた、鉛筆の持ち方のプリントを見せ、私が読み上げ、太郎が日本語に訳して次郎に教える。tenir feutre001



 昨日、踊って楽しかったので、久しぶりに、子ども部屋でリトミックをする。(GEO HAM無念か?参考)
 今日は、私がオルガン伴奏に適当なお話をつけて、少し創作ダンス風にしたら、いくらでもやりたがるので、
「お母さん、お昼ご飯作らなくちゃ」と言って、CDをかけて逃げ、勝手にやらせる。


 次郎「バチが当たっちゃう!」
 太郎「次郎が落としたんでしょ」
 次郎「誰にバチが当たっちゃうの?」
 昨日のお守りが、落ちたらしい。(片手に表を、心にお天道様を参照)

太郎作、次郎撮影。次郎、デジカメを見せて「ねえこれブレてる?」やはりブレている。
DSCN2375.jpg


「これがスパイダーマン」DSCN2376.jpg


「これがバットマン」DSCN2377.jpg


「これが空手マン」DSCN2378.jpg


「これがラグビーマン」 DSCN2379.jpg



 「手のひらを太陽に」を次郎が口ずさんでいた
 「そんな歌、知ってるの?どこで習ったの?」
 「東京●幼稚園」
 「そうなの」
 歌の本があっても、字が小さいので、すでに近眼の傾向にある太郎に、あまり読ませたくない。
 そこで、大きな文字で印刷して太郎と見ながら歌う。
 歌いながら、
太郎「これが太陽っていう字なんだね。」
 知っている言葉を、楽しみながら、漢字で確認できる。


暗誦できたよノートの復習、整理

「春は曙」から「冬はつとめて」まで 「枕草子」 
次郎は忘れている部分もあり
いろはにほへと ちりぬるを・・・
寿限無
祇園精舎 「平家物語」 次郎は忘れている部分もあり
「雨にもまけず」 宮沢賢治 
殆ど出来ているので良しとし、暗誦達成ノートに貼る。
「春望」 国破れて山河あり・・・杜甫


日本のことわざかるた ポプラ社
12枚くらい

ビデオ
「英語であそぼ」
「日本語であそぼ」を見ながら
遊ぶ
♪もぐらどんの おやどかね
つち ころり まいった ほい♪



歌詞を見ながら「雨降り」


「あかちゃん1.2.3」 しみず みちを どうぶつえほん①
ほるぷ出版
次郎、かずを数える
2008.02.22 Fri l 授業日記 l COM(2) TB(0) l top ▲

コメント

ajisaiさん
お邪魔なんてとんでもない、大歓迎です。ようこそ来てくださいました。
 
うちでは、習得のレベルと早さは気にしない、継続こそ力なり、をモットーにがんばってます。フランスにいるハーフですもの、ゼロより良い結果が出ればよしとし、必ず出ると信じています。信念というか、単なるガンコ。

今、幼稚園がバカンスなので、子どもと一緒にいろいろできて楽しいです。小学校に上がってしまえば、学校の勉強が忙しくて、ブログに書く事さえなくなってしまうかも。

Ajisaiさんのブログ、拝見させていただきました。かわいいですねーお嬢さん。
本の好み、私と似ているかも。

これからも、よろしくお願いします。

P.S.リヨンには、日本語科の小学校のために、行きたいというだけで、今はブルターニュの近くに住んでいるんですよ。

2008.02.22 Fri l garapy. URL l 編集
はじめまして。
突然お邪魔してスミマセン。
mixiの“フランスでママン”のコミュニティーより訪問させていただきました。太郎君の日本語の吸収力には目を見張るものがありますね~。そしてgarapyさんの熱心に日本語教育に取り組まれているお姿に、感銘を受け、「私もがんばらなくて…。」と身の引き締まる思いがしました。

ところで、2月5日の日記にあるやりとりにある:
「でも体育館に行く時、体育館履きに履き替えるでしょ。皆に笑われるわよ」、と言うと、「いいよ。ぼくも笑うから。」と、おおらかな次郎。

この次郎くんのひと言になんだかとても癒されました。v-344うちのムスメ(現在4ヶ月)も、後々はこんな風におおらかに育って欲しいものです。v-398

P.S. garapyさんは、現在リヨンにお住まいとのこと。私はブルターニュに住んでいるのですが、実は、うちの主人は生まれも育ちも“リヨン人”です!!
2008.02.22 Fri l ajisai. URL l 編集

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