2008年1月1日水曜日

 目覚ましが鳴ったのは聞こえたが、初日の出を拝みに出かける元気はなく、9時まで布団の中にとどまる。
 初詣する寺社はないので、せめて初日の出を拝みたい、と毎年思いはするのだが、一回も起きられたためしがない。こちらの日の出は8時過ぎだから、そう大変なことでもないのだが、やはり大晦日の翌日はつらい。
 朝は雑煮は誰も食べそうにないので、黄粉とゴマのお餅。
 着物を着て写真撮影。
 私が野点の道具でお茶をたてて、太郎と次郎、落雁とともにいただく。
 午後の晴れ間にマイエンヌ川べりを、皆は自転車、私は歩き。外に出てみると結構寒い。太郎は今日は一回も転ばなかった。枯れ枝、枯れ草を取ってきて生ける。年末に買ったチューリップは、暖かすぎる室内でもう咲ききってしまい、見苦しい。
 帰って来て、百人一首、福笑い、すごろくと正月遊びに興じる。
 夜は鍋。鶏肉、ズッキーニ、蕪、アンディーブ、くずきり、あるものを入れる。

 レンヌの日本語補習校は5歳から入れて、毎週水曜日午後とのこと。私が免許を取るまでは太郎は通えない。車で45分くらい。

日本語の授業

書初め
 お正月
 雨

暗誦
 春は曙 復習
 夏は夜 復習
 秋は夕暮れ 復習
 吾十有五にして 復習
 学而 学びて時にこれを習う 

百人一首
 昨日と同じ30枚くらい。 
 今日は太郎もますます取れて満足。夫も参加。
 驚いたのはいつも不参加の次郎が下の句をときどき口ずさむこと。
 食事中もふたりで権中納言とか言い合ってうけていた。権をはじめ人間ゴンともじっているらしい。


 おもちゃのちゃちゃちゃ
 いとまきまき


 お正月の買出し 雑誌12月号より
 どうぶつ村のごちそうごよみ ふゆ お正月
 ゆうたくんちのいばりいぬ じんぺいの絵日記

自作かるた
 ロケット、折紙、屁、草花、頭、飛行機、渡る、動物、ハムスター、靴、髭、蝶

書き方
ひらがなワーク、なぞりがき 2ページ
 太郎の鉛筆の持ち方がおかしいことに気づき、矯正。

就寝前の読み聞かせ
 「窓ぎわのトットちゃん」 黒柳徹子 海のものと山のもの 
2008.01.01 Tue l 授業日記 l COM(0) TB(0) l top ▲
2008年1月2日木曜日

 大晦日夜ぎりぎりに狭い台所の配置換えと、もうひとつ棚を設置してもらい、手持ちの機器がすぐに使えるようになった。それで今朝はコーヒーメーカでコーヒーを入れた。
 次郎と太郎二人で、雑誌のふろく、すごろくを作ってから、ちゃんとさいころを転がして遊んでいた。
 夫は健康保険手続きなど、役所まわりと2年半前からの書類整理。
 昼食のデザートはおはぎ。小豆を煮る暇がなかったので、薩摩芋フレークで作った即席芋餡で包む。
 おやつにばあばの送ってくれた小布施堂栗鹿の子をいただく。
 夕飯はリクエストに応えて手巻き寿司。焼き鮭、きゅうり、レタス。次回は市場で新鮮な魚を買ってきて本当の寿司に挑戦。クリスマス前に食べた冷凍鮭の解凍は、さしみで食べて美味しかった。
 昨日の鍋の残りに蕪を足して、お汁と称して供す。

 明日から夫は仕事始め。
 子供は今日はようやく早めに寝かせることができた。それでも9時。

日本語の授業

暗誦
 春望 国破れて山河あり・・・ 新
 春は曙 復習
 夏は夜 復習
 秋は夕暮れ 復習
 学而 学びて時にこれを習う 復習

百人一首
 昨日と同じ23枚のうち12枚を次郎と太郎で。よくとれてご機嫌。
 次郎は昨日と同じくしるもしらぬも・・・と口ずさむ
 あらしふく
 いにしへの
 奥山に
 これやこの
 このたびは
 忘れじの
 田子の浦に
 きりぎりす
 秋の田の
 み吉野の
 立ちわかれ
 ・・・
 続きを忘れてしまったかたは、リンクへどうぞ。


 はたらくくるま
 雪


 みんなともだち 1月号 十二支のおはなし
 ねずみの嫁入り
 今の乗り物、昔の乗り物、未来の乗り物
 今と昔、未来がいまいち完全に把握できていない。

自作かるた
 ロケット、折紙、屁、草花、頭、飛行機、渡る、動物、ハムスター、靴、髭、蝶

書き方
 ひらがなワーク、なぞりがき 1ページ
 鉛筆の持ち方矯正。つい小指が出てしまう。

就寝前の読み聞かせ
 「窓ぎわのトットちゃん」 黒柳徹子 よく噛めよ 
2008.01.02 Wed l 授業日記 l COM(0) TB(0) l top ▲
2008年1月3日木曜日

 夫は仕事初め。
 昨日夫に、日本の正月攻めでうんざり?と聞くと、面白いじゃない、とのこと。
クリスマスは毎年夫の実家で伝統行事として行われるので、我が家では日本の正月を伝統行事として恒例にしていこうと思う。
 クリスマスと正月の両方を盛大に祝えるのはハーフならではの特権?本人たち子供なりに二つの文化を担ってがんばっているので、当然の報酬!
 昼、夫が前触れもなく帰ってきて慌てる。机の上は工作やらで作業場状態。昼食もろくに作っていない。冷蔵庫と冷凍庫からすぐ食べられそうなものをありったけ出す。
 工場の人々は皆、家に戻って食べるので、一人で行き場がなく家に帰ってきたらしい。

 太郎と次郎、雑誌のふろくのご挨拶カード作成。出来上がったら、中にメッセージを書く。書き順表を見ながら、メッセージをなぞりがき。名前を片仮名で書く。
 太郎と次郎、この際、年賀状も書く。次郎はなぞりがき。太郎は漢字で名前を書く。
 太郎が突然、
「日本の幼稚園は先生が一緒に遊ぶの」、という発言。
「フランスの幼稚園はどうなの」、と聞くと、
「子供が遊ぶ間ベンチに座って待ってるの。そして、先生がぱんぱんぱんぱんと数回手をたたいたら、教室に入るの。」
「じゃあ日本の幼稚園はどうしたら終わりなの」と聞くと、
「桃組さーん、終わりましたよー」、と両手を大きく振って見せた。

日本語の授業

暗誦
 春望 国破れて山河あり・・・ 新
 春は曙 復習
 夏は夜 復習
 秋は夕暮れ 復習
 冬はつとめて・・・新
 学而 学びて時にこれを習う 復習
習字
 「今日もやりたい?」と聞いたら、「やりたーい」、とのことで・・・
 次郎は『た』
 太郎は 『四』。次郎の上手に書けたのを見てぼくも、と『た』に挑戦。でも次郎のほうがうまく書けたかも。
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 お正月は昨日の太郎の作品。
百人一首
 昨日と同じ12枚を次郎と太郎で。よくとれてご機嫌。
 次郎は昨日と同様、「しるもしらぬもおおさかのせき~」と口ずさむ。私が子供の頃一番に覚えたのがこの句。何か子供の耳につく音感があるのだろう。
 百人一首かるたは、太郎へのクリスマスプレゼントだったので、親戚のフランス人たちが興味をもって、どういうものか聞かれた。
 調べてみると、仏訳本もでているらしい。来年の儀父母へのプレゼントに?そんなにまでして、フランスに住む孫たちが日本語を学ぶ必要があるのか?という節が、時々なくもないフランス人祖父母。苦労して習得する甲斐のある文化をもった言語なんですよ、と、それとなく例を示す手かも。
<< De cent poètes un poème>>, traduit du japonais par René Sleffert, Publications Orientalistes de France, 1993.
 脱線するが、ちなみに今年は義母に道行をあげたら、喜んで着てくれた。以前にあげた着物に比べて、着付けが不要なので、外人にはいいのかもしれない。
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 昨日と同じ24枚
 あらしふく
 いにしへの
 奥山に
 これやこの
 このたびは
 忘れじの
 田子の浦に
 きりぎりす
 秋の田の
 み吉野の
 立ちわかれ
 君がため
手遊び
 はじまるよはじまるよ

 雪

 みんなともだち1月号 十二支のおはなし リクエストにより今日も
自作かるた
 ロケット、折紙、屁、草花、頭、飛行機、渡る、動物、ハムスター、靴、髭、蝶、木琴
書き方
 年賀状
 太郎の鉛筆の持ち方矯正。つい小指が出てしまう。
就寝前の読み聞かせ
 「窓ぎわのトットちゃん」 黒柳徹子 散歩 
2008.01.03 Thu l 授業日記 l COM(0) TB(0) l top ▲
2008年1月4日金曜日

 夫は日帰り出張。で昼はのんびり。
 茶道をしたいというので、着物を着て、お茶をたてる。NHKの、にほんごであそぼ、で見ているからだ。そして、この際とばかりに、おかあさんといっしょで見た盆踊りを踊ったり、歌舞伎のキメ『おっかさん』をしてみたり、『知らザア言って聞かせやしょう』、『がってん音頭』など、オンパレードで披露、ビデオに撮る。後日いい思い出になるだろう。
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 太郎と次郎に、それぞれのへその緒を見せた。興味深そうに、匂いまで嗅いだ。フランスでは取って置く習慣がないので、出産後夫にしつこくやめてくれと言われたが、隠し持っていて良かった。
たまたま一緒にタツノオトシゴもしまってあったので見せたら、子供たちはもっと大喜び。海の図鑑で調べてみる。ついでに他の魚も。お魚カルタをしているので結構興味があるようだ。図鑑を見ながらかるたの文句がやめだかの歌が自然に出てくると楽しい。

日本語の授業
暗誦
 春望 国破れて山河あり・・・ 新
 太郎は一人で暗誦したいというので家族の前で披露。ほとんど覚えた。
 春は曙 復習
 夏は夜 復習
 秋は夕暮れ 復習
 冬はつとめて・・・新
 トイレに「がらぴい」の歌詞を貼ったら、やはり読んでいた太郎。
習字
 今日は次郎だけ、『た』。
 水書きのみでお稽古。
復刻版 お魚かるた 奥野カルタ店
 12枚
みんなあつまれもりものカルタ 永岡書店
 12枚
百人一首
 太郎は慣れてきたので、よくとれてご機嫌。
 次郎は取り札も読めないので、位置で暗記は3枚が限度か・・・と思いきや。偶然か、聞き覚えがあったか、上の句の途中で、しるもしらぬもおおさかのせき、をとる。
 昨日と同じ12枚
手遊び
 大きな栗の木下で

 めだかのがっこう

 えがおがだいすき1月号
 こどもちゃれんじ すてっぷ2006年1月号の光の屈折のいろいろな実験。
 用意するもの、作り方、遊び方など、すべて太郎に読ませて行ったので、かなり時間がかかった。
 字を読む、が、文を理解する、のにつなげるのがむづかしい。
 口が達者過ぎる?ので、五文字くらい読んで後の言葉や文章を適当に作って言ってしまう傾向大。読むのが面倒くさいのだ。もっと読みを強化すべきか否か?
書き方
 日本の幼稚園の園長先生と、それぞれの担任の先生方と、クラスのお友達に年賀状を書く。
 太郎は名前を平仮名、漢字で書く。その他の言葉をなぞり書き。
 次郎は平仮名の名前をなぞり書き。
 太郎の鉛筆の持ち方矯正。つい小指が出てしまう。
就寝前の読み聞かせ
 「窓ぎわのトットちゃん」 黒柳徹子 校歌
2008.01.04 Fri l 授業日記 l COM(2) TB(0) l top ▲
2008年1月5日土曜日

 年賀状を郵便局へ持っていく。夫
 クリスマスツリーの片付け。
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 チュニジア時代の友人夫婦と偶然ウェブカムで話す。あんなに楽しく遊んでもらったのに、2歳半だった太郎はやはり覚えていない。
 エピファニーEpiphanie 公現祭のケーキ、ガレット・デ・ロワgalette des roisの材料買出し。アーモンド粉とパイ生地。夫
 その他の日常の買い物。夫
 日曜は店はすべて閉まっているので、手続き、買い物は、土曜が勝負。
 日本の母の元へ、フランスの義父母よりフォアグラなど贈り物が到着。26日発送だから、年末年始をはさんでも10日で着いた。17日に、近くに住む甥たちを呼んで新年会をするとのこと。
 ブログへの写真の入れ方がわかってきたので、過去の記事にも入れなおしてみた。
 太郎は今日、絵の具やクレヨン、色鉛筆などが綺麗な螺旋式重箱?に入った贈り物を受け取った。
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 フランスの祖父母が購読申し込みをしてくれた、子供の月刊誌からのプレゼントらしい。
喜んでいろいろ描いてみる。
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日本語の授業
暗誦
 春望 国破れて山河あり・・・ 太郎達成
 太郎は一人で暗誦、達成。ビデオ撮影。次郎もやりたいと、枕草子。ノリに乗じて、太郎は祇園精舎、次郎は寿限無もビデオ撮影。

 白頭掻けば更に短く
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 春は曙 復習
 夏は夜 復習
 秋は夕暮れ 復習
 冬はつとめて・・・新
茶道
 をしたい、としきりに言うが、今日は買い物にも出かけるので明日、と約束する。
百人一首
 次郎はパパと買い物に出かけてしまったので、太郎のみ。いつもと同じ12枚
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書き方
 平仮名なぞり書きワーク1ページ。太郎の鉛筆の持ち方矯正。まだまだ小指が出てしまう。
 いないないばあのうーたんの絵描き歌
就寝前の読み聞かせ
 「窓ぎわのトットちゃん」 黒柳徹子 もどしとけよ 
2008.01.05 Sat l 授業日記 l COM(0) TB(0) l top ▲
2008年1月6日日曜日

 先日子供たちに見せたタツノオトシゴの話を、昨日子供たちがパパにしていた。フランス語で、イポカンプhippocampe 語源はギリシャ語で湾曲した馬。
 次郎はパパの後にゆっくり繰り返すと言えるが、じゃあ一人で言ってごらんとなると、イカポンプ、何度繰り返してもイカポンプ。あまりに可愛いのと可笑しいので、夫婦で爆笑。次郎が傷ついて、いけない、と笑いをこらえるが、可笑し過ぎて堪えられず、また吹き出す。
 それが、今日は言えたじゃない!と思ったら、3回に一回くらいはイカポンプ。次郎をからかうのはこの位にして。
 実は数日前から「もうすぐクレープを食べる日だよねえ」としきりに繰り返す夫。片手にコイン、片手にフライパンでクレープを焼いて食べるのは、2月2日で、聖母マリアの清めの祝日の行事。フランス人の癖に勘違いをしている。
 今日はたまたまキリスト教徒の祝日、エピファニーEpiphanie 公現祭の1月6日が日曜日に当たった。夫のように、まず食に重点を置けば、ガレット・デ・ロワgalette des roisを食べる日。現代フランス人の大半も、たぶん夫と同意見。本来は1月6日であったが、礼拝に出向く便宜上、昨今は新年最初の日曜日となっている。
 このエピファニー、公現祭、主顕日、顕現日などの訳語の通り、クリスマスに誕生したキリストが、三人の王(東方の三博士)によって公にされた日。三人の王は星の導きにより、クリスマスから歩き続けて、1月6日にようやく、キリストのもとまで辿り着き礼拝を捧げた。
 だから、今日は、アーモンド粉と既製の丸いパイ生地2枚で、ガレット・デ・ロワを子供たちと一緒に作る。
 まず、アーモンド粉に卵、砂糖、軟らかくしたバターを混ぜて練り、餡を作る。それを上下二枚のパイ生地で挟んで、オーブンで焼いてできあがる、簡単なパイだ。
 重要なのは、この餡の中に、フェーブと言う、元は空豆、今は小さな陶器人形などを入れること。なぜなら、それが当たった人が王様になり冠を被るしきたりだからだ。このガレットは1月いっぱい限定でパン・ケーキ屋で売り、金の厚紙製の冠が必ず一つおまけについてくる。
 豆が中に入っていた人が王様になる、と説明すると、次郎が、まだ出来上がりも見ず、食べてもいないうちから、「次郎も王様になりたい」、と泣きべそをかく始末。そこで、三人の王様がキリストを発見したのだから、王様はやっぱり三人だよね、とフォロー。にっこり笑った次郎は、「じゃあパパも冠被る?」
 結局、昼食は、人参サラダの後、ハム、トマト、卵、チーズ入りのクレープを食べる。本来は、シードル、つまり林檎の発泡酒を飲みながら食べるのが正統派なのだが買い忘れた。
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 目の前の皿の上には、丸い生地を半分に折ったクレープ。「これがガレットなの。」これが、さっき自分たちが作ったものなのかと納得する次郎。
 確かに次郎が見た、焼く前のパイ生地は、丸くて、色も薄さもそっくり。
 次郎曰く「クレープって言うのは半分に折ったので、ガレットって言うのは二枚重ねるんだよねー!」三才半にして、よくぞ観察、分析して結論を出した!
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 そうじゃないんだけど次郎、ままよ、デザートが出てくれば解るよ。
 オーブンで焼いてあんなに膨らんだパイ生地が、さっき自分たちが作ったガレットだと認識できるだろうか?
 パパが、選りによって、わざわざエピファニーにクレープを食べたがったばかりに、次郎は混乱している。
 パパの頭からクレープが離れない訳を私は知っている。先週末、ブルターニュの首都レンヌに行ったからだ。ブルターニュの名物は、なんといってもクレープ。食べて見たかった銘菓クイナマンは見つけられなかったが、360度どこを見回してもクレープレストランの看板は目に入った。
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 そして、フェーブが当たったのは太郎。偶然と言うよりは、狙いが命中。なぜなら、ほら、と口から出して見せた豆は、半分煮えてしまい半分しか無かった。これに気づくとは、よほど確信を以って口の中に神経を集中させていたに違いないから。
 実は、みんなで表面に模様をつけて後はオーブンに入れるだけ、と思った矢先、フェーブの入れ忘れに気づいた私。急いで手持ちの豆を持って来て、子供たちの前で、上のパイ生地をぺラッと捲って餡の中に押し込んだのだ。良く見て覚えていたのだろう。夫が切り分けると、僕はコレ、コレとしつこく指定していたから。
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 写真の冠は去年作製。太郎は在チュニジア・フランス幼稚園でエピファニーのお祝いに、王様の冠を作って、ガレットを食べたらしい。太郎が家に持って帰って来た冠を見て、次郎の分も早速制作。はるばるチュニジアから後生大事に持って来た甲斐もあったというものだ。
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日本語の授業
暗誦
 春望 国破れて山河あり・・・ 新
 太郎は一人で暗誦、達成。ビデオ撮影。
 冬はつとめて・・・新
自作十二支すごろく
 昔一緒に遊んだのと、最近のお正月のすごろくで慣れたのだろう。以前造った十二支の台紙に、十二支お手玉を並べ、ブロックを持ってきて駒にして、二人でルールーを考えて遊んでいた。
 「ここに止まったらウサギの鳴き声をする、ピョンピョンとか」・・・?!
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百人一首
 次郎用の二首
 これやこの
 天つ風
 上記二首に加えて以下の十八首
 秋の田の
 君がため
 いにしへの
 忘れじの
 このたびは
 田子の浦に
 み吉野の
 あらしふく
 きりぎりす
 立ちわかれ
 天の原
 春すぎて
 奥山に
 世の中よ
 村雨の
 大江山
 あしびきの
 夏の夜は
 合計二十首を太郎対パパの真剣勝負
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 勝敗は引き分け。パパが太郎の札を一枚取ったが、お手つきも一枚したので。わがころもで・・・・・・つつ
 小学生からの百人一首 参考 http://www.asahi.com/be_eve/
漢字
 教育漢字の表でどのくらいわかるか、漢字チェックをしてみる。鉛筆を持たせて、知っている漢字を探して、見つけて、読んで、丸をつけてごらん。
 本日の結果は
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 一年生分 21字
 二年生分 3字
書き方
 平仮名なぞり書きワーク1ページ。太郎の鉛筆の持ち方矯正。まだまだ小指が出てしまう。
茶道
 を、昨日の約束通り。
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オマケ
 着物を着たついでに、歌舞伎の極めポーズ、「おっかさん」
Copie de DSCN1653

就寝前の読み聞かせ
 「窓ぎわのトットちゃん」 黒柳徹子 名前のこと
2008.01.06 Sun l 授業日記 l COM(2) TB(0) l top ▲
2008年1月7日月曜日

 今週の土曜、授業後、バチスト6歳の誕生日に呼ばれる。女の子を含め10人くらいが招待状をもらう。太郎は仲良しのオギュストも呼ばれていることを知り、行きたいと言う。去年は、バチストは意地悪だから行きたくないと言っていた。今日は意地悪そうだから、と表現がやや曖昧。バチストは体が大きいので威圧感があるのかもしれない。思えば、仲良しはいつも小柄。
 「マエルが鮫の卵を太郎とオギュストだけにくれた」と見せてくれたのは、白い小さな石。オギュストの誕生日に呼ばれたのは、太郎とマエルの二人だけ。どうやらコレが、今のところの一番の仲良し三人組らしい。
 休み時間に、「一緒に遊ぼう」と誘ってくれたマチスには、変なことばかり言うので「遊びたくない」と言ったそうだ。家では暇さえあれば、フランス語で変なことばかり言っているのは、当の本人、太郎と次郎。

 チュニジアの友人、ムフティが電話をくれる。2月頃フランスに来る時は会いたいとのこと。チュニジアで太郎の唯一無二の親友だった息子のフレデリックは、太郎がいつかは戻ってくると思っているということ。太郎は去年二ヵ月日本に行って戻ってきたという事実が、フレデリックの中では大きいらしい。

 今日になって太郎は、ラヴァルの幼稚園では年長の子達は、読みも、書きもしないという。???一人だけよく読めると言っていたのは日本語のこと???在チュニジアフランス幼稚園では、年長に入ったとたん、単語を小文字の筆記体で書かされていたけれど。

 太郎のクラスは、今日は「木を植えた男」の本を読んでもらって、明日朝はその映画を見に行くそうだ。


日本語の授業

みんなともだち 11月号 食育のページ
乾物ができるまで。

 干し柿…パプーの家でkaki柿を食べた。パプーの家の柿は、軟らかく熟すまでは渋い柿。そのとろとろに熟した柿に、その地方の地酒、エスパルésparou(オキシタン語でスピリッツ)という60度もある梅の蒸留酒をかけて食べるパプー達は、さすがフランス人。
 渋柿、甘柿の説明。
 ことわざカルタに入っているので、「桃栗三年柿八年」。
 八年の長さを、太郎と次郎、従兄弟のロメオ、マリルーの年齢で説明。ロメオがちょうど八歳。ついでに、表を描いて、幼稚園、年少・年中・年長、小学校、一年生・・・と大学、会社まで進路?を説明。
 すると太郎曰く「会社に入ったらお父さんになるんでしょ。ぼく、早くお父さんになりたい。だって、好きなことしても怒られないから。」
 「遊びたいからいつまでも子供でいたい」発言から少し成長。それとも最近怒られ過ぎ?

 干し芋
 目刺
 スルメ

トトあわせかるた 江戸前 トト工房
 魚の名前の漢字の左側、つまり漢字の偏を魚偏とその他の漢字というふうに注意を向けたら、太郎が玉という漢字を読んだ。玉子という札。

手遊び
太郎がトトあわせかるたを丁寧に並べている間、次郎と手遊びオンパレード
髭爺さん
ぐーちょきぱー
はじまるよはじまるよ

茶道
 次郎は昼帰りなので、昼食、お昼寝の後、茶道をしたがる。着物もどうしても着たいらしい。「きれいだから。」お菓子は落雁も食べてしまったのでラムネ。
 茶道入門の本を見せたら、少しページを捲って写真を見ていた。

就寝前の暗誦
春望 国破れて山河あり
論語 学而 学びて時に・・・
    為政 吾十有五にして・・・

就寝前の一首 
これやこの・・・次郎
あらしふく・・・太郎

就寝前の読み聞かせ
「窓ぎわのトットちゃん」 黒柳徹子 落語
揺籠のうた 北原白秋
雪 三好達治


2008.01.07 Mon l 授業日記 l COM(0) TB(0) l top ▲
2008年1月8日火曜日

 朝、次郎をクラスに連れていくと、アシスタントのフランソワーズが、「彼は自分の名前が判別できますか?」とアルファベットで書かれた子供たちの名札を見せられた。黒板の下に並んでいる釘に、子供が自分で名札を登園順にかける。今学期から始まったようだ。

 昼、次郎を迎えに行くと、「とてもお腹がすいてる」と言って、走って家まで帰った。

 食事の途中で突然、bien sur que non (もちろん違う)とつぶやく次郎。
ふくろうのお母さんの科白だそうで、狐が子供のふくろうに「可愛いね」と言うと、お母さんはbien sur que non(とんでもない)と答えるのだそうだ。
それ以外の詳細は不明。今日、カトリーヌ先生に読んでもらった本らしい。

 昨日は、木から降りられなくなった猫を消防士トトフが助けた本を、フランソワーズに読んでもらったとか。
 昨日はしきりに、Epiphanieエピファニーと独り言を言っていた。「それはなあに」と聞いても説明はできず、前日食べたガレットとはつながっていない様子。

  おやつに、クッキーが食べたいと言うが家に無い。じゃあ作ろうか、と言うと作りたいという。

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 行き当たりばったりで子供とクッキーを作るのも苦でないのは、チュニジア生活のおかげ。外に出る楽しみも無く、出来合いの食品も限られたものしかなかったので、いろいろ作るのに挑戦したから。
 日本にいた頃は、こんなに美味しいおやつががすぐ買えるのに、面倒なことはしない、と決め込んでいた。食品添加物の本を読んだことや、自分や子供のアレルギーについて考えさせられたことも、大きいかもしれない。そして、鰹だしも、チキンブイヨンも使わずに時間をかけて作ったアスマのチュニジア料理が美味しかった、ということもある。
 日本から渡仏直後は、どうして、こんなに美味しく便利なものが無いのだろう、と憤慨していたが、今では日本のカレールーで作ったカレーはまずいと思う。

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 次郎と二人、夕方太郎を迎えに行く。十分も早く着いてしまい、その間中、校庭を走る走る。それも付き合う私が汗びっしょりになる速さ。馬房に閉じ込められていた駿馬が放牧されたよう。ハッテルハッテル。明日は水曜で幼稚園の定休日。二人を外に出さなくては。

日本語の授業

暗誦
冬はつとめて・・・枕草子

みんなあつまれのりものカルタ 永岡書店
少し太郎が読む

就寝前の暗誦
春望 国破れて山河あり
論語 為政 吾十有五にして・・・
   
就寝前の一首 
これやこの・・・次郎
あらしふく・・・太郎

就寝前の読み聞かせ
「窓ぎわのトットちゃん」 黒柳徹子 電車が来る
揺籠のうた 北原白秋
雪 三好達治
2008.01.08 Tue l 授業日記 l COM(0) TB(0) l top ▲
2008年1月10日木曜日

 朝、目覚ましの音で次郎が「ぼく幼稚園好き」とフランス語でパパに言って飛び起きた。ずいぶん慣れてきたのだろう。

 次郎はガレットの歌を習ってきた。
 次郎曰く、
 机と椅子がある隣のクラスに行って、FとJを書いた。 テオが強くぶったが泣かずに先生に言いつけたら先生がテオを叱ってくれた。
 tamponnerは良くかけていないことなの。太郎も私も???良くかけていないと黒板消しで消すから?

 お昼寝の後、今日もクッキー作り。


日本語の授業

にほんごであそぼ いろはかるた 監修 斉藤孝
10枚くらい
うさぎおいしかのやま・・・「ウサギを食べるの?」
「お母さんも子供の時そう思ったのよ。フランスでは食べるけどね。でもこれは山でウサギを追いかけたってこと。」
「僕もウサギと遊びたーい」
パパくらいに大きくなったら、「食べたーい。」となるのでしょう。

就寝前の暗誦
春望 国破れて山河あり
論語 為政 吾十有五にして・・・
   
就寝前の一首 
これやこの・・・次郎
あらしふく・・・太郎

就寝前の読み聞かせ
「窓ぎわのトットちゃん」 黒柳徹子 通信簿 
2008.01.10 Thu l 授業日記 l COM(0) TB(0) l top ▲
2008年1月11日金曜日

 「幼稚園に行きたくないの。だって乗ってピョンピョンするのを、誰か名前を知らないお友達が貸してくれないんだもん。」
 朝靴を履きながら次郎が言う。
「名前がわからなくても、貸してって頼めば良いじゃない。ずっと待ってても貸してくれないなら先生に言ってごらん。」と答える私。その後その話はでなかった。

 朝から久々の雨らしい雨。傘をさすほど。行きは夫が車で拾ってくれ、帰りはマチスのお母さんが車で送ってくれた。


  次郎が今日クラスで習ったと教えてくれたこと。

 Cocoricoココリコって鳴くのは何か知ってる?
 ニワトリ。

 Spidermanスピデルマンヌ
 フランス語でスパイダーマンのこと。

 ヴァレリー先生が読んでくれた本。
 パンを作りたい人、と聞くと、
 « Pas moi » dit le canard
 « Pas moi » dit le cochon
 « Pas moi » dit le chat
 パンを作ったのは、鶏とひよこ
 « Qui veut manger ce pain ? »
 « Moi dit le canard »
 « Moi dit le cochon »
 « Moi dit le chat »

 « Ah non ! »
 パンを作った人だけが食べられるのよ。


 Galette des rois
 王様の絵を見て、冠を見つけたのは次郎。
 ガレットを作ったのは次郎一人。???でもみんなで分けて食べた。???

 太郎たちは年賀状を作っている途中らしい。フランスでは一月中に出せば良いらしい。
 ガレットの替え歌を習っているようだ。鯨とか乳母車とか・・・

日本語の授業

次郎、お昼寝の後、カルタ作製。照る照る坊主ぬりえ。

百人一首
10首×2回
これやこの
春すぎて
天つ風
天の原
世の中よ
きりぎりす
あしびきの
大江山
村雨の
奥山に


就寝前の暗誦
冬はつとめて・・・枕草子
論語 学而 学びて時に・・・
   
就寝前の一首 
これやこの・・・次郎
春すぎて・・・太郎

就寝前の読み聞かせ
「窓ぎわのトットちゃん」 黒柳徹子 夏休みが始まった
2008.01.11 Fri l 授業日記 l COM(0) TB(0) l top ▲